1 on 1を導入運営されている企業が増えてきました。いっぽうで課題も顕在化してきたと伺う機会も増えてきました。『人と人との関係性をカガクする』はFFS理論の第一歩です。FFS理論を活用して、円滑かつ最適な1 on 1が運営できるようにミドルマネジメントの皆様をご支援いたします。

「1on1の適正化支援」では、FFS理論を社内の共通言語とすることで相互認識の齟齬を可能な限り小さくし、個性(パーソナリティ)を理解した対話が浸透することを目指します。すれ違い・誤解とはミドルマネジメントが「自分の言葉」で相手の個性を理解し、「自分の言葉」で話しを進めるからこそ発生する事象です。
この事象が起きると相手は「何を言っているかわからない」「前の上司は自分のことを理解してくれたのに」というネガティブストレスが発生し、1 on 1が意義あるものにならなくなってしまいます。上長には「そんなつもりじゃなかった」というストレスが発生します。
内外の刺激に対して人は反応する
ワークスエンターテイメントがご支援する「1 on 1の適正化支援」の特長はストレスという概念からアプローチする点です。内外からの刺激に対する反応を5つの因子に分類し、刺激と刺激に対する反応の強弱のを定量化するのがFFS(FiveFactors&Stress)理論。このストレスに関する知見を活用して
- 相手のストレス値を把握
- 相手のストレス反応をレポートから読み取り、かつ予測する
- 上長自身がストレッサー(ストレスの原因)という認識のもと、1 on 1に臨む知識とスキルをみにつけていただく
というものです。ストレス値は適量である必要があります。高すぎても低すぎてもよくありません。3ヶ月間伴走することで、適切な1 on 1をおこなえるようになります。(このときテーマ設定に悩む必要ありません。)
レポートと月1回×3のフィードバックでFFS理論を組織的な共通言語に。
FFS理論による個性診断を受検すると、1:1つまりAさんとBさんを組合せたとき、どういうコミュニケーションがうまれるのか。どこで意気投合し、どこで齟齬が生じるのかを予測するためのレポートが出力可能になります。5つの因子の差異はもちろん、ストレス値もわかります。因子とストレスデータが分かれば、どのようにアプローチすればよいのか予測をたてながら1on1に臨むことができます。
5つの因子、とくに第1・2 因子が個性を特長づけます。個性は経験や年齢によって変わりませんが、内外のストレッサーによってアウトプットされる因子強弱が変化します。そこで月1回×3ヶ月のフィードバックを通して、FFS理論の活用法とストレッサーの使い分けについてパーソネルアナリストがアドバイスをおこないます。これにより暗黙知をなくし、それぞれの個性に応じた円滑な意思疎通法、個性の見立てを学べます。
月1回×3ヶ月でフィードバックをおこなう理由
FFS理論を活用して共通言語にするために、ミドルマネジメントの方々には意識的にFFS理論を活用する時間を確保していただいています。これは反復学習の時間です。反復は学習の直後、1日後、1週間後、2週間後、1ヶ月後がよいとされています。
- 月1回×3ヶ月ワンセットなのは、四半期を意識。
- 3回、反復(繰り返し)学習すると、脳に記憶されやすくなる。
- 関心をもち、実践し、振り返り。そして再実践するには3回がちょうど良い目安。
せっかくFFS理論を導入されたので、大いに学び実践していただくことで、共通言語にしませんか。FFSデータを活用することで人間関係をカガクする組織文化がつくれます。