なにをストレスと感じるかは個人差があります。この研修では「いいストレス反応」を引き出す方法を学べます。
ストレスとは人生におけるスパイスのようなもの( ハンス・セリエ博士)
ストレス=ネガティブなもの。と考えていませんか。ストレスには「いいストレス」と「悪いストレス」があります。ただしくストレスを理解し、FFSデータによるそれぞれの対応方法を知ることで、目の前の景色(脳内に再生される映像)が変わります。
FFS理論はストレッサーから刺激をうけたときの脳反応を5つの因子に変換しています。さらに反応を定量化することで、その差異を「個別的特性=個性」とします。本研修はFFS理論による個性分析とフィードバックを受けていることが前提となるプログラムです。
ストレスはネガティブなものではない
「ストレスは自覚することではじめてストレスになる」「自覚したストレスはだいたいネガティブなもの」です。そこで「自分のストレス反応を自覚し対応」できるようになりませんか。自己のストレッサーがわかれば、たとえば上司やメンバーにどういう対応をおこなえばいいのかわかるようになります。
ストレスに強いとは
ストレス耐性があるとか、我慢できるといった抽象的なものではなく、ストレスを受け流し、適切な対応ができる人をストレスに強い人といいます。その許容量は個体差があり、ストレス反応も同一ではありません。それぞれに応じたストレス対策をおこなうには、FFS因子とストレスへの正しい理解があることが前提になります。
レジリエンスとは
レジリエンス(resilience)は、元々はストレス(stress)とともに物理学の用語です。 ストレスは「外力による歪み」を意味し、レジリエンスはそれに対して「外力による歪みを跳ね返す力」として使われはじめました。FFS理論によるストレス対策は、ディストレス状態になった個人をユーストレス状態に戻す、あるいはポジティブ反応を引き出すことを目標としています。
ストレス対策×レジリエンス講座の効果
本研修を受けたられたかたに「今回の研修で、主にどのようなことを習得できましたか。」と聞いてみました。
ストレスに対してどのように対応すればよいかが理解できた
異質・同質だと思われる組み合わせの概念
ストレスの種類とストレスに対する対処法
本研修ではストレスが発生し、脳と身体がどう反応するのかといった点もお伝えしています。またストレスがあるからこそ人は喜び、悲しみ、泣き、笑います。成長を実感するまえには数々の「苦難」がありますが、「難」があるからこそ成長するのです。
ディストレス状態をユーストレス状態に。ユーストレス状態なら更にポジティブ反応を。よい反応を引き出すのはマネジメントのミッションです。ワークショップでこの「いいストレス反応」の引き出し方をお伝えします。反復することで脳の記憶に埋め込み、無意識的に行動できるようになります。
いいストレスと悪いストレス
FFS理論による個性分析をおこない、フィードバックを受けると「ストレス」の概念が変わってきます。FFSで明らかになったあなたの個性因子は、内外の刺激に誘発されてポジティブ/ネガティブを行き来します。刺激の原因は「ストレッサー」といいます。自分にストレス状態をもたらしている「ストレッサー」が分かれば、自ずと対策もわかってきます。
ストレスがあなたと組織を前進させる。メニューは3つから選べます。
1Day研修:(詳細)
ストレスに対する脳と身体の反応。FFS因子ごとのストレッサーと対策を4時間/日でおこなう研修です。ワークショップでは対自分ならびに第三者に対するアドバイスをおこないます。ストレス概要やネガティブストレスのメカニズムの説明、個性因子別にストレスに対するセルフコントロールをしっかり学ぶことができます。